interview

どんどん挑戦して好きな事を極めたい

正社員
(株)緑和堂(古美術部から2020年子会社化) 代表取締役
佐藤SATO
業界初!?プロフェッショナル制度導入。一人ひとりの「やりたい」が実現できる場所

プロフィール
古美術部・部長 佐藤
※2020年より部署が子会社化 現在は(株)緑和堂 代表取締役に就任
入社6年目(前職は営業)
埼玉県川口市出身。話し出したら止まらないくらい埼玉が大好き。
休日の過ごし方は、1歳の子供と一緒に家族で旅行やドライブ。
次の旅行先は山梨県の八ヶ岳。

鑑定士になったのはブランド品が好きだったから
元々、ブランド品が好きでエコリングみたいな買い取り店によく行って、商品を買ったり、不要になったら売ったりしていました。
そのうちに、鑑定士という仕事に興味を持つようになって、たまたま求人募集をしていたエコリングを見つけて、ここだ!と思い応募しました。
関東に初進出する時の立ち上げメンバーの一人目として関東支部(関東倉庫)で販売担当として働いていました。

興味を持ったら、即行動 古美術部立ち上げのきっかけは!?

いろいろな商品の販売をしている中で、総合リサイクルのオークションに出入りしていたのですが、美術品を取り扱う業者さんは本当に小さな商品を1点、2点しか買わないのにベンツとかレクサスとかに乗っている人が多くて、「どうしてそんなに羽振りがいいのだろう?」「何でそんなにお金回りがいいのだろう?」と興味を持つようになって、来場されていた業者さんと仲良くなって、やりとりをしている内にどんどん古美術品の魅力にはまっていって…
それで、美術品のことをもっと覚えたい、ドンドン勉強してきたい、追及してきたいという想いを当時の上司に相談した時に、「すぐに取り掛かっていいよ」と言ってもらえました。
それからは、テスト運用しながら本当に古美術品で採算が取れるのかどうかをコツコツと実行しながら1年間検証し、代表の桑田への定期報告を行ないました。

好きなことへの情熱が社長の心を動かす

古美術とか美術品は経営企画・経営方針を立てる際のポートフォリオにある、「攻める・守る・育てる、捨てる」の4つ領域の中で桑田は創業の頃から「古美術は今後、伸びないマーケットやから捨てる領域に入る」と言っていました。
しかし、1年間の検証の結果、採算が取れていると判断されて、最後には桑田が「佐藤は俺がポートフォリオで捨てるって言っていた分野を無視して勝手に結果出して…笑」と言いながらも、快く正式な部署してくれました。
自分は昔から、自分が好きなことを絶対に成功させる!というエネルギーは半端なかったですね(笑)

ブランド品の鑑定と古美術品の鑑定の違いは!?

掛け軸、茶道具、絵画、中国美術品などの出張買い取り、全国で集まる美術品の査定、その商品を販売、同業の法人さんのところに行って、商品の買い付けなどを行っています。

ブランド品の鑑定は、ブランド名と商品の状態、商品名が分かれば概ねそう簡単には査定金額に大幅なずれはないのですが、美術品や骨董品の鑑定はネットで調べても出てこない物も多く、感覚的な要素が大事になってきます。
正直、全ての品物を分かっているというわけではないので…分からない物にも時々出逢います。
しっかり値段をつけるために大事なのは、良いものをたくさん見て、目を養っていくことを常に心がけています。

古美術品の鑑定は減点方式

本当にいい物はだいたい高値で売れます。
こういう作りをしていて、柄がこんな感じだから、これはいくらだ、と自分で1つずつ理由を付けていって、感覚で金額を付けます。
美術品や骨董品の鑑定はこういうところが面白いですね。

古美術部が立ち上がってまだ2年ですが、まだまだ商品を数多く集められないときや、お客様に対しても適正な価値を伝えきれていないこともあるので、もっと勉強してお客様に喜んでいただけるようになりたいと思っています。

オークションでまさかの大損失

ブランド品のオークションは下見会があって、ちゃんと商品の下見ができたり、その商品の撮影ができたりして、状態確認とかもしやすい状況です。
ですが、骨董のオークションは、セリに出される商品が急に段ボールから出てきて、それを各業者が1人5秒ぐらいずつ見て瞬間的に判断して金額を言う、そういうオークションが結構多いんですよ。
そういうところで、すごい商品が汚れたまま持ってこられて、状態を見落としてしまってかなり赤字になったというのはありましたね。

あとは、装飾が全体にある状態であれば、50万円以上で販売できる商品があったのですが…
指でこすったら装飾が出てきて、「あ、この商品だな・・・これはいける」と思って、30万円ぐらい突っ込んで買い取りはしたのですが、実際に倉庫に持って帰ってきて洗ってみたら、装飾がだいぶ剥がれていて、かなり損をしたっていうのもありますね。

骨董品は同じものがないからおもしろい

美術品や骨董品は一人の人間が作っているのでまったく同じというものがほとんどない、同じ作家の似たような図柄を描いたような商品でも若干違うだけで相場が全然違ったり、あまり価値がなさそうだなと思ったものに値が付いたり、その逆だったり。
毎日、新しいものが見られたり、時には歴史の本に出てきたような本当にすごい商品が出てきたり…
そういうところが古美術品の鑑定の醍醐味、おもしろいところですね。

ちなみに、最近のイチオシ商品は、中国骨董ですね。
中国バブルの影響もあって単価がすごく高いんですよ(笑)

やりたいこと、好きなことが実現できる、プロフェッショナル制度

この会社のいいところは、何でも挑戦させてくれるところですね。
僕が古美術部を立ち上げた後に、正式にプロフェッショナル制度が立ち上がりました。
基本的に全社員さんに向けてプロフェッショナルアンケートを行い、『何かやりたいことはありますか』『自分でやりたい・やりたくない』という項目を記入します。
実はこれは代表である桑田の企画でして、社員が何十人といる中で、その全部の企画に桑田が全て目を通して、これはいける・いけない、を全部選考していき代表面談で、やるorやらないかの判断をします。
全社としてもそういう小さなプロトタイプをたくさん作って、未来のエコリングの事業になるかならないか、を実験的にやっています。

実際にプロジェクトが動き出すと実務や日々の業務で、手がつけられなくならないように、1ヶ月の勤務時間のうち20%、だいたい週1回、丸1日は仕事をしないで、研究に没頭できる時間が与えられます。
プロジェクトのサイクルは約半年間・半年で成果物になるかならないかで、継続するか、そこで打ち切りになるかが決まります。
半年で結果を出すというプレッシャーもありますが、何よりも自分がやりたいことをやらせてもらえる職場環境が自分に合っていますね。

このプロフェッショナル制度はまさしく、自分自身が古美術部を立ち上げるために歩んだプロセス、アプローチそのものであり、このような機会を与えてくれた会社に感謝したいです。他の社員にも好きなことに挑戦し、結果を出して、部署化、子会社化へどんどん挑戦してほしいです。

|こんな方はエコリングにぴったり!
・新しいことにどんどん挑戦したい人
・自分で決めたことは絶対にやり遂げないと気がすまない人
・自分の好きなことに、とことんのめり込んでやったことがある人

この職種の詳細
エコリングなら、
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  • 本採用サイトに掲載されている各制度や福利厚生については、エコリングで直接雇用の場合に適用されるものになります。FC店舗における各制度や福利厚生、勤務における諸条件等は、運営する企業様によって異なります。